思いのほか暖かかったパリ。
日の出が遅い事に戸惑い、ホテルの部屋が暗いことに溜息をつきながら、ABMをベースに楽の漆の仕事をお披露目させて頂きました。


「楽の漆の仕事をしっかりお伝えたい!」
制作工程の動画や工程見本を用意して一緒に展示し、
漆器のデザインを手掛けたことのあるデザイナーさんに興味をもっていただきました。

パリ・マレ地区ブランマント通りにあるABM、
奥にちょっと見えているのがポンピドゥーセンター、
ど派手なこの建物を目印に、ホテルから続く石畳の道を通いました。

「DENSAN PROJECT」見本帳をたずさえてパリ市内はメトロ&徒歩で、ある日は
”ルージュトレイン”と呼ばれるTHALYS国際高速列車に乗ってオランダまで遠征しました。M&O視察も叶い石川県から出展されている先生方のブースにもご挨拶! 

メゾン・エ・オブジェ(M&O)視察
錦山窯(九谷焼)の吉田幸央先生と(右はABMでご一緒した牛首紬の西山産業社長様)

京都コンテンポラリープロジェクトはABMギャラリーで引き続き展示されています。

フランスでも積極的に日本の伝統工芸をひろめる活動が始っていました。

日本のホンモノを求める声が多くあること、その反面まだまだPRが足り無いことも実感した6日間でした。ABMでは熱い思いをもつスタッフがフランス語でしっかりと職人の仕事をご説明下さり、日本の職人とフランスの使い手を繋いでくださっていました。

訪問したパリ最大のデザイン事務所では、世界中から集まったサンプルブックで部屋も廊下も埋め尽くされる様に圧倒されましたが、楽の漆の仕事に驚きの声と共に高い評価を頂くことができました。

今後も楽にしかできない漆の仕事をしっかりお伝えしていきたいと思います。
パリ滞在を最高にアレンジしていただいたスタッフの皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました!

 

 

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