輪島塗に欠かせない材料「輪島地の粉」
輪島市内、通称地の粉山で採れる珪藻土を焼成→粉砕したものです。
輪島塗の下地漆には、輪島の土からなる「輪島地の粉」が練り込まれています。

輪島塗の堅牢性を生む「輪島地の粉」
ぬり工房楽の「練乾漆」の空調・海外環境への耐性も「輪島地の粉」の効果です。

採取した珪藻土のカタチを整えて、日陰で乾燥している様子。
乾燥後、金属容器におがくずと一緒につめて蒸し焼きにし→粉砕→粒子の大きさにより、一辺地粉・二辺地粉・三辺地粉・四辺地粉とふるいにかけて袋詰めされます。


黄色味の強い層の土が「輪島地の粉」の原料になる珪藻土です。


手に取って握ると固まります。

輪島市内の高台「地の粉山」にある輪島漆器組合の地の粉工場。

輪島の街を見下ろす場所につくられた乾燥棚も風情があります。

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