このコースは
輪島塗を通じて日本を知ってもらう体験コース
です。

日本の漆器の歴史、漆器の良さ、日本人がどのように食事について考えているか
漆器がなぜ愛されてきたのか、輪島の食事、
輪島塗とは、輪島塗職人のこだわり、
輪島塗の本格的な体験、
つくっていただいた漆器は職人が最後まで仕上げて送りますので
漆器の良さを体感してもらうまでが体験だと考えています。

平素は職人が実際に作業している作業場を開放させていただき、
一部ではございますが、実際に輪島塗の制作工程を漆職人とともに
本格的に取り組んでいただくものとなっております。

普段制作活動をしているため、お受けできる日程や、人数、コースは限定となりますが、
本格体験を通じて、日本の侘び寂び、職人のこだわりや息遣いなどを感じてもらえるかと思います。

輪島塗 練乾漆KOKEMUSUカップまたは抹茶椀「地付け体験」コース

 


体験内容:輪島塗をまるごと楽しむための学び体験教室です。
輪島塗練乾漆KOKEMUSUカップまたは抹茶椀の地付け体験~完成品お届け送料含む・昼食・薄茶お菓子付

   

阿修羅像で有名な「乾漆」。
奈良時代(8世紀)の仏像の多くは麻布を漆で固めた素地にコクソ漆で造形してつくられました。。
「ぬり工房 楽」では、時代とともに衰退した「乾漆造り」を独自の技法で蘇らせた「練乾漆」で器を制作しています。
木地を用いない「乾漆」は海外や空調で乾燥した現代の生活空間でも安心してお使いいただける漆器です。
漆を粘土の様に扱って、厚く盛り上げて制作するKOKEMUSUカップ。
ひととき奈良時代の仏師になった気分で世界にひとつだけの器をお作り頂きたいと思います。

 

1日の流れ

11時 日本の漆器 輪島塗 などについて資料などでのご説明   

パワーポイントや資料などをご準備いたしております。日本において漆器はどのようなものであったか、現在は、そして輪島塗の特徴などを話させていただきます。
きっと漆器の良さ、漆器のわびさび、日本の伝統的な考え方が伝わるかと思います。

12時 ご昼食
能登の里山でとれた《地元のごっつぉ10品》と《ピカピカの炊き立て釜焚きご飯》を輪島塗で味わって頂きます。
お食事の後は、輪島塗のお手入れ方法をレクチャーいたします。
漆器の洗い方、仕舞い方などお話します。

10品例の内容について

「里山まるごと定食 〜季節野菜の米粉天ぷら」
かまどで炊いたご飯に、あご出汁でつくったお味噌汁、旬菜プレートには季節の野菜を使ったサラダ、昔ながらの煮物や漬物、酢の物、季節のなめ味噌が並びます。メインの旬の野菜や山菜をつかった天ぷらは能登の天然塩で味わえます。

1 かまどで炊いたご飯

2 あご出汁でつくったお味噌汁

3 旬菜プレート:季節の野菜のサラダ

4    〃  :昔ながらの煮物

5    〃  :昔ながらの漬物

6    〃  :昔ながらの酢の物

7    〃  :季節のなめ味噌

8 メイン:旬の野菜の天ぷら

9  〃 :旬の山菜の天ぷら

10 デザート

漆器の洗い方、保存の仕方などお話します。

 

13時 作務衣に着替えて仕事場へ移動、そして漆体験

作務衣をご準備いたしておりますのでお着替えください。

漆の香りと里山の風景のなか、作業に集中する時間をお楽しみください。
職人との会話もお楽しみのひとつ。

 

14時 作業を終えて一服のひととき


職人体験の時間を振り返りながら輪島塗の器で一服。
お手持ち道具の修理・輪島塗オーダーメイドなどのご相談も承りますのでお気楽にご相談ください。

15時で終了となります。
漆器は完成させて郵送させていただきます。
ご到着にはおよそひと月ほどかかります。

こちらで制作したものは職人が後ほど仕上げてお送りいたします。
輪島では至極の体験ツアーとなっております。
お料理と伝統をゆったりと感じてもらえるかたお問い合わせください。

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