3月1日よりクラウドファンディング
こんにちは、そしてはじめましての方もおられるかもしれません。
引持和頼と申します。
修理や漆器制作で直接やり取りはなくとも、つながりをもたせていただいた方、
そしてこのページを見てくださっている
あなたさまへ
まずは、令和6年能登半島地震の発災以来、本当に多くの方から、
あたたかい励ましのお言葉、ご寄付、商品のご予約を頂いておりますことに本当に感謝申し上げます。
たくさんの温かいお言葉いただきました
「遠く離れていても心はひとつです」
「負けないで!
一人ではありません、
応援しています!」
との励ましを頂き、負けるものかと前向きに工房再建に取り組んでいます。
現在私ひとり輪島の家に残り
復旧、復興、そして家を守っております。
能登への道路は日に日に良くなっておりますが、一方で輪島市街地は地震発生時のまま2ヶ月が経ちました。
甚大な被害を受けた輪島市街地の事業所様は、ゆく先を示すように精力的に活動を始めておられます。
輪島塗ぬり工房 楽も、これまでに身につけた技術を
輪島の復興に役立てたい、今はバラバラになっている家族と共に輪島で暮らし続けたいという気持ちを強くしています。
工房は断水が続き、本格的な作業はできず、地震前にお預かりした品物もいつ仕上がるかわからない状況です。
そのため私の両親と、そして妻と息子は大阪へ避難しております。
たくさんの気持ちのこもったご寄付には本当に涙がでます。
しかし、まだ道のりがあり、少しずつ何かを進めなければならない状況です。
支えがありクラウドファンディングをはじめました
そして多くの方からのアドバイスもあり、
クラウドファンディングをさせていただくことになりました。
「もたもたせずに、やりなさい!」
「クラウドファンディングに挑戦されてはいかがですか?」
などの声の後押しもあり、こうやってこちらをまずははじめることができました。
まだ、本格的な工房再建に向け、より多くの方の応援が必要です。
ご支援、ご協力、お声がけの応援、そして励みのことばなどのご協力をお願い申し上げます。
輪島塗ぬり工房 楽
引持和頼
1月14日ご報告とお願い
多くのご連絡をいただき本当に感謝しております。
輪島塗ぬり工房 楽、引持玉緒です。
本当に多くの方からご連絡をいただいております。
またご支援のお声もいただいております。
元気づけるお言葉以外にも、お水・食料などお送りしたいとのお言葉をいただき本当に感謝しかありません。
今はたいへんなのですが、明るく前向きな気持でいられるのは、皆様のお陰であることは間違いありません。
現在断水はしておりますが、お水や食料は届いておりまして、物資は十分な状態です。
皆様のご支援、国、自治体、自衛隊の方など本当に様々な方へ、感謝の日々です。
私どもとするといち早く工房を再開することが一番の復興かと考えておりまして、心をしっかりと持ち、進みたいと考えておりした。
恥を忍び寄付のお願い
しかし、たいへん申し上げにくいのですが、恥を忍び寄付をしていただきたいと思い、こちらに書かせていただきます。
工房は水漏れがあったり、屋根瓦が落ちたりなど、いくばくかのダメージはありますが再開はできると思っていました。
しかし、ひとつ大きな壁ができました。
それは、いつもともに仕事をしている蒔絵師さんの家が焼失してしまったとのことです。正確には自宅兼工房が焼失してしまいました。
蒔絵師さんは五代目清石さんです。
若手の非常に腕のいい職人さんでして、ぬり工房楽の作品や修理は五代目清石(川谷内準之介)さんの蒔絵で成り立っておりました。
焼けてしまった元の住所は 輪島市河井町2-5-3 で、朝市通りを中心として焼けてしまった輪島市の河井町です。
ぬり工房 楽に蒔絵師さんの住居兼工房を
いち早く工房を再開するために、私どもの住まいであり、工房を蒔絵師さんが住むことができ、工房ともなれるように改修をしたいです。
現在亡くなった母が使っていた部屋が空いております。こちらの修理金額は2,000万円です。以前工房を改修するのにとった見積もりを参考にしています。
とてもではありませんが家族で輪島塗を営んでいる私たちはそんな簡単に捻出はできません。
借り入れすることになるかと思いますが、2023年に借り入れしたばかりです。
その借り入れで、本格的な輪島塗体験をして頂くための工房改修をおこないました。
そこに今回の地震です。コロナが終わったところだったのもあり本当にこれからというところでした。
そこで皆様のご支援の声をいただいておりましたのでなんとか皆様のご支援の声に甘えさせていただきたいと思い、こちらを書かせていただいております。
蒔絵師さんは避難所生活で、現在仮設住宅への申し込みをしています。まだ、再建は考えることもできない状態かと思います。
ですが希望をもち、一緒に進みたいです。
物資などの支援の声をいただきましたが、今は再建のためにお金が必要な状態となりました。
蒔絵師がいないと製造も修理の仕事もできません。工房再建の見通しがたちません。
最初は楽の漆器を前払いという形で販売しなんとかしようと考えましたが、蒔絵師さんのこともあり寄付を募るという皆さんの好意にすがるものとなりますが、お願いしたいです。
蒔絵師さんにはあまり多くは言わずにこのようなお願いを勝手ながらさせていただいております。
おそらく、今後は補助金、借入、改修、引越しが予想されます。
何卒、下記の口座まで支援のご寄付をお願いいたします。
工房を改修、再建し日本の伝統を守りたいと思います。
私自身は大阪出身で漆器のことはほとんど知りませんでした。しかし今は日本一の漆器が輪島にはあると思っています。
輪島塗は漆器の中でも堅牢で塗りも美しく、さらに蒔絵沈金が放つ上質なオーラには未だ魅せられる瞬間があります。
日本になくてはならない技術であり、日本一の技術だと自負しております。
輪島塗業界においては、漆器組合が地の粉工場、漆工場の改修及び道具、材料、資材の調達に動きだしています。
輪島塗にかかわる約400の事業所の内、80%が半壊以上の被害と発表されており、工房消失、職人の離職でつちかった漆工技術も消えてしまう危機となっています。
職人あってこその輪島塗です。
微力であっても一人でも多くの職人を守りたいと強く思っています。
日本文化を象徴する美しい輪島塗とその精神を、ふたたび世界へ届けたいと考えております。
コロナ禍で中断したヨーロッパへの輸出計画でお世話になったフランスの皆さん、
スイス、ドイツ、アメリカなど、漆器修理やオーダーメイドのご依頼を受けたお客様からもご支援の声が届いております。
何卒、支援のご寄付をお願い申し上げます。
輪島塗ぬり工房 楽
引持玉緒
お振込先
金融機関:北國(ホッコク)銀行
支店名 :輪島(ワジマ)支店
種類 :普通預金
口座番号:0031534
名義 :ヒキモチ カズヨリ
連絡先電話番号:090-8261-0578(ヒキモチ タマヲ携帯)
Information on how to send money from abroad
NAME OF BANK : THE HOKKOKU BANK,LTD.
NAME OF BRANCH : WAJIMA BRANCH
SWIFT CODE : HKOKJPJT
ACCOUNT NO. : 323-0031534
BENE’S NAME : KAZUYORI HIKIMOCHI
BENE’S ADDRESS : Ni-59 ICHINOSAKA,MII-MACHI,WAJIMA-SHI,ISHIKAWA,929-2373,JAPAN
CONTACT PHONE NUMBER : +81-90-8261-0578(TAMAO HIKIMOCHI)
※There is no IBAN code in Japan.
You can send money by SWIFT code and account number.
また、こちらから現在取り扱っている商品の一覧をつくりました。
ご予約制となってしまいますが、ご注文いただけるならこれほど嬉しいことはありません。
よろしくお願いします。