今、改めて
オーダーメイド漆器が
見直されています
しかしそんな中にあって、オーダーメイド漆器の需要はむしろ進んでいることをご存じでしょうか?
その要因として考えられるのは、「漆器を正しく使う」という基本が改めて見直されているからだと思います。
漆器を正しく使うと公私を問わずきちんとした印象を与られ、同時に信頼感を勝ち取ることができ、さらには豊かな人生にもつながる。だからこそオーダーメイド漆器の需要が高まっているのです。
漆器は趣味に合ってこそ愛着がわく。オーダーメイド漆器のメリットとは
漆器を正しく使うには、自分のライフスタイルや好みに合ったものでなければなりません。
ライススタイルや好みは千差万別なのでそれを既成の漆器から見つけるのはなかなか難しいもの。
でも、オーダーメイドなら形や色はもちろん、口径や高さなど自分の手にぴったりと合った漆器を誂えることができます。
さらに蒔絵や沈金など、好みに応じたアレンジができることも醍醐味の一つ。
つまり、オーダーメイド漆器なら自分の好みや手のサイズに合った、世界にひとつだけのオリジナル漆器を手に入れることができるのです。
オーダーメイド漆器の種類と、それぞれの特徴を知っておく
一口にオーダーメイド漆器といっても、実はさまざまな種類があります。
産地によって名称が異なることもありますが、大きくは「フルオーダー」と「セミオーダ―」の2つに区別し、さらにセミオーダーでは「オリジナル蒔絵」と「ロゴ名入れ」に分類されます。
それぞれ特徴が異なるので、まずはその違いを知っておきたいところ。
以下でフルオーダー・オリジナル蒔絵・ロゴ名入れの3種類についてご説明していきましょう。
「フルオーダー」はオーダーメイド漆器の最高峰
自分のこだわりを反映し、長い時間をかけて塗師とともに作り上げるフルオーダー。
好みやデザインなどを詳しくヒヤリングしたうえで、塗師が一人ひとりに合わせて木地から漆器を作り上げます。
木地が完成した時点で木地チェックを行い細部を微調整できるのも特徴。
その工程を経ることによって、より理想に近く満足度の高い漆器が完成するのです。
ただしこのフルオーダーはひとつを作り上げるのに非常に手間がかかるためにお値段が高めの設定となり、また納品までの期間が長くなりがちです。
オーダー漆器初心者もチャレンジしやすい「セミオーダー」
セミオーダーメイド漆器の中で最もポピュラーでかつもっともリーズナブルに作ることができるのが「セミオーダー漆器」です。
好みをヒヤリングした後に、流行に左右されない売れ筋商品の中から、それぞれの要望にもっとも合うものをピックアップ。そこから色や加飾を好みにあわせて調整して完成します。
他のオーダーに比べてその調整範囲は限られているものの、サンプルがあるので出来上がりのイメージがしやすいのが利点。そのことからもセミオーダーはオーダー漆器初心者におすすめです。
セミオーダーよりもっと手軽に手に入るオリジナル漆器「ロゴ名入れ」
サンプル漆器の中から選ぶことでセミオーダーのように完成をイメージしやすいのはロゴ・名入れも同じ。
それでいて、自分のイニシャルやオリジナルロゴを蒔絵することで、よりオリジナルな漆器を作ることができます。
ただし、ロゴ名入れは限りなくセミオーダーに近いものから、限りなくフルオーダーに近いものまでさまざま。
ゆえに、つける場所や技法で仕上がりがぐっと違ってくる場合があります。経験豊かなスタッフが細やかにアドバイスいたします。
意外とカンタン。漆器をオーダーする際の流れをご紹介
オーダー漆器を敬遠する理由の一つに、どんな流れで創られるのかよくわからないという声をよく耳にします。
そこでここでは、オーダーの基本的な流れをご紹介。
どんな手順があるかを把握しておけば、戸惑うこともなくなるはずです。
STEP 1 カウンセリング
オーダーメイド漆器を注文するうえでもっとも重要なのがカウンセリング。
どんな漆器を創りたいか、どんなデザインが好みか、予算はいくらなのかなど、入念なコミュニケーションによって漆器の出来上がりのイメージを共有していきます。
経験豊富なスタッフが会話の内容によって好みや個性を把握してご提案いたしますので出来上がりのイメージが漠然としていても大丈夫です。
セミオーダー・ロゴ名入れの場合はここで用意しているサンプルから創る漆器のベースをセレクトします。
STEP 2 塗り技法とオプションの選択
次は塗り技法をセレクト。
ぬり工房 楽では天然漆を用いた仕上げ塗りのサンプル板をご用意しており、その仕上げ塗り技法も多種多様。
初めてとなるとかなり迷ってしまいそうですが、仕上がりの塗り見本を参考にしてスタッフに希望や予算などを伝えると最適ディテールなどのオプションも選択していきます。切り塗やぼかし塗など上塗りのバリエーションから蒔絵技法の種類まで細かな部分まで自分好みにアレンジできるという、いわばオーダーメイド漆器のクライマックス。
選ぶディテールによっては値段が上がってしまうこともあるので、そのあたりもチェックしながら選択するようにしましょう。
STEP 3 パッケージ
最後に、パッケージを検討します。
漆器は空調による乾燥や直射日光に弱いので調湿効果のある桐箱に納めて保存されると安心です。
格調高い贈答品としても漆器にあった桐箱を用意しましょう。とはいえ、保管場所がないなどの住宅事情も勘案すると紙箱という選択もあるので価格もふくめて検討しましょう。
御祝や記念品の熨斗表書きも承ります。伝統の水引結びや表書きを参考に、贈られる方のお好みに合わせてアレンジいたします。
注文が完了したら、あとは完成を待つのみ。完成した漆器を受け取ったら納得の仕上がりになっているか、最終確認をしてください。
漆器を買うなら知っておくべきメンテナンス
オーダーメイド漆器を注文したくても、どんなお店が良いのかわからないという方も多いかもしれません。
漆産地ごとの特徴や、好みの作家により様々な表現の漆器があります。
その特徴に加えて価格や納期はもちろんですが、≪使うー傷むー直すー使い続ける≫ことができる漆器をオーダーすることをおすすめします。
「輪島塗ぬり工房 楽」では、お誂えした漆器に1回無料券をお付けしてオーダーメイド漆器の品質を保証しています。確かな技術をもった職人工房でイチから漆器を誂えるという楽しみを体験すれば、きっとオーダーメイド漆器の虜になるはずです。
乾燥にご注意!割れることも
ご使用後はおおむねガラス製品と同様のお手入れをして下さい。
食器洗剤と柔らかいスポンジで洗ったらぬるま湯ですすぎ、水気を拭き取ります。
マンションなど乾燥が気になる空間では仕舞い込まず、日々お使い頂く事をお薦めします。
もし、ご愛用の内に欠けやヒビ割れがでたときはお早めにご相談下さい。
「輪島塗ぬり工房 楽」では塗替え1回無料券を購入時にお付けして品質保証をしています。
お気楽にご相談下さい
家紋・名入れ
記念品等におすすめ 名入れや家紋など
セミオーダー
記念日に最適 決まった日を選びデザインを選択する
フルオーダー
特別な形や、飾り皿式典のプレゼントに最適
大型フルオーダー
ホテルアート、大型モニュメント、大きな皿など迫力ある漆器をお求めの方に最適
まずはご相談
事例
名入れ
お名前をお入れ致します。このようにシンプルにお名前が入り記念になります。
ご夫婦の記念日プレゼントにも最適です。
家紋
家紋や校章をお手持ちの漆器にお付けいたします。
純金手描き蒔絵は品格があり、他にはない特別なお品物に仕上がります。
ちいさな蒔絵
出産祝いや成人のお祝いなどの記念品に最適です。
ちいさな蒔絵を描くと特別なプレゼントにバージョンアップします。
楽の漆器セミオーダー
楽のフルオーダー
包丁鞘
楽の漆器大型フルオーダー
漆スクリーン
TSUMAMI curva…漆のつまみ…
TUMAMI curva 国際漆展・石川2017 入選
収納や家具の取手 建築空間やインテリアにおいて
主張せず さり気なく存在するものが欲しい。
だから小さくシンプルなものが欲しい。。。
小さくシンプルだけど美しい。
小さくシンプルだけどしっかりと指でつまみ、
引く事ができる。
そんなTSUMAMIを 輪島塗練乾漆の技で実現しました。
建築家・小林真人
【技法】
「練乾漆®」の厚く盛ってもひび割れない漆を
指先でそっと摘んでそのままのカタチをTSUMAMIにしました。
M3鬼目ナットを 漆でくるんで接着させている
職人技が隠されています。
【素材】
麻布・天然漆・地の粉
美容室のセット面に採用(Hair Salon ROLD 野々市店)
オーダーメイド 輪島塗御朱印帳
天皇陛下御即位記念御朱印帳 少彦名神社(大阪・道修町)
布着せ
蒔絵
ご注文の流れ
STEP1 まずは贈答の目的やご予算をお聞かせください。
還暦祝いや金婚式、出産祝い、新築祝いなど、
贈答品の目的とお好みをお知らせください。
その際、ご予算と納期もお知らせくださればスムーズです。
STEP2 ご要望に合わせた漆器と
「できること」を提案します。
喜ばれる縁起のよい漆器と、そこから「できること」を
豊富な経験の中からご提案させていただきます。
STEP3 輪島塗の職人と相談しながら、
絵柄をご提案いたします。
蒔絵師を交えながら、お好みと予算に合わせて
絵柄と技法をご提案いたします。
絵柄と配置、金蒔絵や沈金など
輪島でできる熟練の加飾技法で対応いたします。
日付やお名前、家紋、企業ロゴ、手書きサインなども
可能な限り対応させて頂きます。
STEP4 作業をして納品します。
ご承認後お渡しまで1~3カ月が目安です。
在庫状況や図案や技法にもよりますので、
お早めにご相談いただければ幸いです。
よくあるご質問
・陶器やガラスの器をモデルにして 漆器を作りたい
・陶器の水指の 替え蓋を作りたい
・木の素地に 漆を塗りたい
・自分で塗ったが うまくいかず プロに塗って欲しい
・記念品やお箸・カップにロゴ、家紋、名入れしたい
・好みのカタチ、大きさのお椀を作りたい
・オリジナルの蒔絵で 記念品を作りたい
・漆でやりたいことがあり 専門家のアドバイスが欲しい
・保存用の 桐箱を作りたい
などのお悩みを一緒に楽しく解決いたします!
ご希望をお聞きして、幾通りかのデザイン・方法とお見積金額をご提案いたします。ご満足頂けるまで一緒に悩みながらご提案しますので、安心してお任せ下さい。
お問合せ方法
❶ LINEでお手軽にお問い合わせ内容をお送り下さい。
スマホでこちら⇩をクリックしてお友だち登録をして下さい。
いつものLINEの操作でメッセージや写真が送れます。
確認後、こちらからご連絡いたします。
❷ 私の携帯電話(090-8261-0578)にお電話下さい。
輪島塗職人の専門知識で幾通りかの方法と
お見積りをご提案いたします。
〒929-2373
石川県輪島市三井町市の坂ニの59番地
輪島塗ぬり工房 楽
担当 引持玉緒
電話 090-8261-0578
❸ メールでも大丈夫です。
info@raku-wajima.comまで、
お客様のご連絡先とご依頼内容をお知らせ下さい。
確認後、こちらからご連絡申し上げます。
輪島塗を誂える楽しみ
かつて 輪島塗の先達は、お椀の見本を携えて
全国を旅しながら 直接お客様からご要望を伺い
ご注文を頂く「お椀講」のしくみを構築し
販路を広げていきました。
今は、オンラインでお客様から 職人とつながり
漆の専門知識を共有することが可能です。
「誂える」という 特別な体験が
家にいながら 叶う時代になりました。
パンデミック後の世界に 何をご提供できるのか?
新しい輪島塗のあり方を 立ち止まらず、
ゆっくり 模索していきたいと思います。
輪島塗のオーダーメイド についての
素敵なアイデアを お気軽にご相談ください。
「輪島塗を誂える」ことの 醍醐味を
一緒に楽しみながら お伝えしたいと思っています。
輪島塗ぬり工房 楽
引持 和頼
関連商品
伽羅塗はこちらから見ることができます。輪島塗の伝統技法でつくりあげました。
KOKEMUSU はこちらから見ることができます。こちらは乾漆の技術が使われています。
輪島塗のお椀 はこちら。王道の輪島塗です。