漆器修理・再生  事例と料金

どこに依頼すればいいの?
費用はどれくらいかかるの?
日数はどれくらいかかるの?
などの疑問にお答えいたします。

 

懐かしい思い出のある漆器の修理・再生を承ります


After


Before

 

世界的なパンデミックでデジタル化が進み、
在宅ワークなど自宅で過ごす時間が増えています。
新しい生活様式に合わせた暮らしが模索され、
自身のアイデンティティーに関わる伝来の品から
ふと気に入って手に入れたカジュアルな品まで、
「愛着ある品を修理して使い続けたい」という需要が高まっています。

世界から称賛される日本文化のサスティナビリティ
「将来に渡って機能を失わずに続けていくことができるシステムやプロセス」は、
日本文化を代表する ≪漆≫に受け継がれており
「使う」「傷む」「直す」ことができる ≪漆器≫ が見直されています。

 

輪島塗漆器のお椀修理


AFTER


BEFORE

大切にお使い頂いたご様子がうかがえる修理前のお椀。
使い込んでこその傷み具合を拝見すると嬉しくなるのが輪島の塗師です。
表面の漆が剥がれ、布着せの布が見えています。全体に細かい傷もあります。
高台の蒔絵が気に入ってお求めになったので蒔絵は残したいとのご希望でした。

蒔絵周りの傷みもあり、無地のお椀に全面修理した後、
高台の蒔絵を描き直しました。
修理してご購入時の状態に戻せるのは漆器の特徴です。
お客様からは「輪島旅行の思い出が甦ります」と喜びのお声を頂きました。

 

割れた陶器の金継ぎ修理

金継ぎとは、
陶器のヒビやカケを漆で接着・補強して金などの金属で加飾する修復方法です。





 

■金継ぎplus上絵
欠けた部分の染付模様を金蒔絵で上描きし、
新しい価値観を持つ逸品になっています。
  

 

アンティーク漆器の修理・蒔絵の再現

輸送時に割れてしまった蒔絵の四方盆
割れた部分を漆で接着した後、梨地を再現しました。
制作当時の材料は手に入らないので、金を本体の錆びた色に合わせ再現しています。
10枚組の1枚が傷んだ場合でも、他の9枚と違和感のない仕上がりになっています。




 

漆塗りのヒビ、欠け、修理、塗直し

一口に漆器の修理といってもお品物の状態によってさまざまです。
表面に見えるヒビや欠けの原因について工程ごとに区別し直し方を検討します。
以下で木地・下地・塗り・蒔絵の修理についてご説明していきましょう。

     

1、ヒビ 木地から修理

塗り表面にヒビがある場合、木地にヒビが入っていることが多いです。
お品物の状態を見て木地から丈夫に直します。

 

2、欠け 下地から修理

塗り表面が欠けて木地や下地が見える場合、下地から丈夫に直します。

 

3、塗り直し 塗りから修理

長年ご愛用のうちに内側が変色したり、擦り傷になった場合、
塗替えるだけで真新しく蘇ります。
内側のみの塗替えも可能です。

 

4、蒔絵つけ直し 塗り物本体の傷みが激しい場合

「蒔絵を残して使えるように直したい」場合でも、本体の塗り物が長年のご使用や乾燥で
木地の修理が広範囲になる時は一旦蒔絵を研ぎ落して無地の塗り物として修理し
仕上がった後、写し取った図案のとおりにオリジナル蒔絵を再現いたします。
思い出はそのままに使い続ける事が出来る漆器によみがえります。

 

5、艶上げ直し 蒔絵を残して塗りのお手入れをする場合

「蒔絵は残して使えるように直したい」
「細かい傷を直したい」というご要望も多くあります。
擦り漆を施し、磨き直して表面の浅い擦り傷をとって漆の艶を戻します。

 

6、漆繕い 少しの欠けやへこみのお直し

表面の塗りはそのままで部分的な欠けやへこみを直します。
元の漆の色と新しい漆の色を合わせるのが難しいというリスクがあります。

 

 

輪島塗職人のお椀修理工程、全部見せます

 

 

古い漆器を堅牢な輪島の技法で修理・再生しませんか?




江戸時代の高坏(大阪・少彦名神社蔵)

古くなった漆器も新品同様に直します。
良い木地を使っている古い漆器は安定し、新しく買うより高品質になることもあります。

 

 

 


蒔絵のお椀

蒔絵に透き漆を掛けると、上品に透けて浮かび上がります。
必要なところは補修しますが、蒔絵もできるだけ大切に扱います。

 

 

 

 

ぬり工房 楽では、輪島塗600年の伝統技法で多様な修理修復をご提案しています

■細かい傷はもちろん、木地がかけて欠損していても直せます!
「落としてしまった!」「ぶつけてしまった!」など、
大切にお使いになっている漆器の上塗漆が欠けたり、
木地まで割れてしまったりすることがあります。
大丈夫!直せます!

■修理して塗り直せば、新品同様です。
陶器やガラス製品の修理と違い、
漆器は塗り直すと新品同様に修理することができます。
輪島塗の下地~上塗工程の修行を修めた職人による
40年以上の経験に基づいた修理技法は、茶人を中心に高く評価頂いております。
ご依頼主のご希望とご予算に応じた修理方法をご提案いたします。

■陶器やガラス製品の「金継ぎ」も承ります。
漆で継いで、新しい価値のあるお品物に生まれ変わります。
漆の接着力を利用して陶器やガラス製品を継いで修理いたします。
漆で継いだ線を金、銀、プラチナ等を使用し、
修理した跡も美しく装飾し景色として愛でる楽しみをご提案いたします。

■漆を盛って形を作るなどの加飾や、蒔絵を追加・描き直すなどのご相談も承ります。
練乾漆®の厚く盛り上げても乾燥工程でひび割れない下地漆を用いて、
修理品に新たに造形を加えることができます。
お手持ちの木製漆器や木地に「練乾漆®」の造形をプラスしたり、
無地の漆器にお好みの蒔絵を付けてオリジナル漆器にお仕立て直しいたします。
ご愛用品の修理を通して、輪島塗のオーダーメイド・お誂えをお楽しむことができます。

■ご実家の整理でお道具の処分、お手入れにお悩みではありませんか?
物置に眠っている漆器のキズ、欠け、塗り直しなど承ります。
先代から伝わったお道具が蔵や物置に眠っていませんか?
「開けたことのない木箱をそのまま保管している」という話もよくお聞きします。
埃をかぶり、カビが生えてしまった漆器も、適切なお手入れで使える様になります。
乾燥によるヒビやキズがあっても、直して使い続けることができます。
五客揃えなどセットになっている漆器も1客からお直しいたします。
「一客だけ蓋がない」「桐箱がボロボロ」という場合は、新しくお作り致します。

■蒔絵を残して修理もできます。
「思い出のある漆器の蒔絵を残して修理したい」というお問合せを多く頂きます。
傷んだ箇所を直した後、全体に透き漆(朱合漆)を施し、思い出の蒔絵も残せます。
一旦朱合漆で伏せた蒔絵は、経年で金色が透け出てきます。
25年前に修理した桜蒔絵の風呂先屏風を
パンフレットで紹介していますのでダウンロードしてご覧ください。
https://raku-wajima.com/pdf/raku201710_s.pdf
漆本来の特性を利用して、長年の経験をもとに修理の方法をご提案しています。
美しく直すことはもちろんですが、
修理の後も年々透け出てくる様子を愛でる楽しみは格別です。

■塗り替え、家紋入、柄入れ、文字入、ロゴ入れなど、ご希望に合わせて作り変えます。
古くなった漆器を修理、塗り替えして、
さらにオリジナルの文字や柄を金・銀・プラチナなどでお入れ致します。
お手持ちの漆器、楽の定番商品にオリジナルのロゴや絵柄を蒔絵することもできます。
手書きのイラストや文字を蒔絵の下図にしてSNSでやり取りするので
ちょっとした空き時間を利用してすすめることができます。

■欄間を風呂先屏風に造り替えるなどのご相談も承ります。
改築・引っ越しなどで不要になった欄間や框などの建築部材を用途を
今様のインテリアに造り替えることができます。
家の歴史や先祖から受け継いだ品を、次代に残すお手伝いをさせていただきます。

■高い技術が必要な仏像仏具や、文化財の修復も承ります。
「お御堂の床や梁や仏像がシロアリ被害にあった」
「大型仏具の擦り傷を直したい」
「仏事に使うお椀を塗り替えたいが予算がない」などの実績も多数あり、
輪島塗職人の高度な漆工技術でご予算に応じた修復方法をご提案いたします。

■透き漆で蒔絵を透かし、表面をきれいにする塗りもおすすめです。
経年で蒔絵の金色が浮かびあがってくる楽しみがある修理方法です。
茶道具「夜桜蒔絵」のように経年で桜が浮かび上がる様な趣向をお楽しみいただけます。

■割れた陶磁器の「金継ぎ」も承っております。
陶磁器・ガラス製品、他産地漆器など、輪島塗以外の漆器の修理も承ります。
海外でお求めになったブランドの陶磁器やガラス製品の修理もお任せくだい。

■茶道具などの新規制作もご相談ください。
誕生花や着物の文様など、お好みのモチーフを蒔絵の下図におこし、
オリジナルのお道具を制作いたします。
茶道具に限らず、ご両親の金婚式記念品、企業の記念品などの特注品も承ります。

 

私たちが直します


引持 力雄(ひきもち りきお)
塗師屋の親方宅に住み込み、下地・上塗技術を習得。現在は主に茶道具制作に携わり、本堅地輪島塗のほか、独自の「練乾漆」などの漆器を製作しています。

引持 玉緒(ひきもち たまを)
塗師屋の女将となって30余年。ご贔屓のお客様と思いを重ね、輪島市の豊かな自然と世界に誇れる輪島塗を子ども達に残していきたいと願っています。


引持 和頼(ひきもち かずより)
1994年 生まれ。
2017年 七尾仏壇産地で塗箔技法を修め、楽に戻って制作を始めました。
輪島塗の制作・修理の他、塗箔技術による仏壇仏具・お祭用品・文化財の修復に携わり
2017年 総持寺祖院放光堂、2020年 唐津くんち 「鯱」 の修復に参加。

 

総持寺祖院 放光堂修復に参加

能登地震で傷んだ総持寺祖院 放光堂の天井画の白檀塗・白檀丸柱を担当。


 

唐津くんち「鯱しゃち」修復に参加

  

 

能登の祭にかかせない獅子頭を修理

ぬり工房 楽では、下地から上塗、金箔押しまでの全工程を工房内で修理できます。
輪島塗の伝統的な材料と技術で修復し、堅牢な塗りに仕上げます。

表面の漆を研ぎ落し木地ワレや漆はがれをチェックし、麻布を漆で貼って補強します。


下地・上塗が終わったら箔押しの作業です。
産地を超えて七尾仏壇産地で塗箔を修めた職人が金箔を施します。
1/10000mmというとても薄い金箔を扱うのは難しく、静電気を帯びない竹製の箔箸を使って慎重に箔を押していきます。
1万円札は0.1mmですので金箔1000枚分が1万円札の厚みとなります。
ぬり工房 楽では、金沢産の本金箔を使用しています。



馬のしっぽの毛を付けたら仕上がりです。
ピカピカの金歯と、黒×金のねじねじの角がチャームポイント。
綺麗に仕上がりました。


 

修理料金の目安

・お椀の塗り替え(内のみ) 3000円~
・重箱の修理     1段 6000円~
・カビ、汚れのクリーニング 2000円~

正確なお見積りは、木地や塗りの状態・年数・加飾によって作業工程も変わりますので、ご依頼品を拝見してからになります。
修理にかかる費用がご心配な場合も、お気軽にお問い合わせください。
修理経験豊かな職人が、ご依頼品の修理にベストな修理方法と適正な修理代金をお見積りいたします。

 

ご注文の流れ

STEP1 相談・問合せ

「何を直したいか」「どんなふうに直したいか」をお聞かせください。
ご予算と納期もお知せ下さればスムースです。

 

STEP 2 提案・見積り・お支払

ご依頼に合う「できること」をご提案・お見積りいたします。
漆で直して「使い続ける」ためのお手伝いをいたします。
条件・内容決定後、お代金を指定口座へお振込み下さい。

 

STEP 3 修理作業

漆のプロが「想い」を実現いたします。
ご依頼品の一部を使って、造り替えもできます。

 

STEP 4 納品

仕上がり連絡後、ご指定の場所へお送りいたします。
ご承認からお渡しまで2~6カ月が目安です。
※納期がある場合は、お早めにご相談ください。

 

輪島塗のお直し よくあるご質問

日本一の漆器の産地・輪島塗の伝統技術で輪島塗はもちろん、「他産地の漆器」「陶器やガラスの金継ぎ」「仏壇仏具・文化財の修復」も承ります。

大切な漆器のお手入れ・修理でお困りでしたらまずはお気楽にご連絡下さい。
・思い出のある蒔絵を残して修理できますか?
・おじいちゃんが大切にしていた重箱を直して使いたい
・マンションに引越して乾燥で傷んだ
・購入したデパートには相談できる人がいなかった
・古い漆器でも価値がありますか?
・今ついている蒔絵が気に入らないので取りたい
・譲り受けた漆器に箱がないので桐箱を作りたい
などのお悩みを一緒に楽しく解決いたします!

ご希望をお聞きして、幾通りかの修理方法とお見積金額をご提案いたします。
ご満足頂けるまで一緒に悩みながらご提案しますので、安心してお任せ下さい。

 

お問合せ方法

LINEでお手軽にメッセージや画像をお送り頂けます。
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いつものLINEの操作でメッセージや写真が送れます。
確認後、こちらからご連絡いたします。


❷ 私の携帯電話(090-8261-0578)にお電話下さい。
ご連絡後、下記住所までお送り下さい。
状態を確認し、幾通りかの修理方法とお見積金額をご連絡いたします。

〒929-2373
石川県輪島市三井町市の坂ニの59番地
輪島塗ぬり工房 楽
担当 引持玉緒
電話 090-8261-0578

メールでも大丈夫です。
info@raku-wajima.comまで、お客様のご連絡先と何を直したいのかをお知らせ下さい。
確認後、こちらからご連絡申し上げます。

少々お手間と費用は必要ですが、縁あってお手元にある漆器です。
手放してしまう前に「輪島塗ぬり工房 楽」までご一報下さい。

 

お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

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    修理ご希望箇所2
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