2026年新年のご挨拶と再建について
能登半島地震から2年、今できることを一つひとつ頑張っています
新年あけましておめでとうございます。
令和6年能登半島地震の被災後、1年間の休業を経て事業再開をご報告してから、さらに1年が経ちました。
昨年中は、あたたかいご支援やお声掛けを賜り、誠にありがとうございました。
地震により環境が激変する中においても、家族とともに輪島塗の伝統をつなぐことができましたこと、心より感謝申し上げます。
現在は、「漆器修理」「漆器オーダーメイド」の受付、「楽の輪島塗シリーズ」の受注販売を再開し、
小さな工房なりの復興計画を、一歩一歩進めております。
昨年の大きな進展、また変化といたしまして、公費解体申請分の建物解体がほぼ完了したことが挙げられます。
すっかり景色が変わってしまった地域も多い中、工房周辺は地震前の里山の風景を今もとどめております。
それでも、地震と水害により雑草に覆われてしまった多くの田んぼを前に、ただ眺めていることはできず、
「美しい“能登の里山”の風景を取り戻したい」と一念発起し、工房前の田んぼの再生に取り組みました。
春の田植え、夏の水管理、あぜの草刈り、そして秋には収穫の喜びも体験し、
田んぼ仕事を通して、これまで気づかなかった能登の自然の豊かさを実感した一年となりました。
今年は、さらに作付面積を少し増やす計画を立てており、
能登が能登らしく復興していけるよう、世界農業遺産「能登の里山」からの発信を続けてまいります。
https://www.instagram.com/noto.mii.ichinosaka/
輪島塗のお仕事である「漆器修理」「漆器オーダーメイド」の受付、ならびに「楽の輪島塗シリーズ」の受注販売につきましては、
被災後の休業の影響により、現在も納期を長く頂戴しておりますが、
お問い合わせをいただきました際には、今できることを精一杯お応えしていきたいと考えております。
どうぞお気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。
能登の復興は、まだまだ長い道のりではございますが、
引き続きお見守りいただきますよう、お願い申し上げます。
令和8年1月
輪島塗ぬり工房 楽
引持玉緒

